こんにちは。
当サイト管理人のゆうまです。
私は、スタディサプリTOEICを利用したことによって、TOEICのスコアを大幅に伸ばすことができました。
ですので、スタディサプリTOEICは、あなたがTOEICの勉強をするならば、ぜひともおすすめしたいサービスです。
スタディサプリTOEICには、素晴らしい点がいろいろあるのですが、その1つとして文法講座が充実していることが挙げられます。
文法は、単語と並んで、英語を理解するための土台となるものです。
文法をきちんと押さえることは、TOEICのスコアアップ、さらには英語力自体を向上させるうえで非常に重要です。
そこでこちらでは、スタディサプリTOEICの文法講座について、詳しくお話していきたいと思います。
スタディサプリTOEICの2種類の英文法コンテンツとは?
スタディサプリTOEICの英文法のコンテンツは、
- パーフェクト講義-英文法編
- 基礎英文法
の2種類があります。
次項以降では、それぞれについて、詳しく見ていくことにします。
パーフェクト講義-英文法編を徹底解説!
パーフェクト講義-英文法編の概要
パーフェクト講義-英文法編は、スタディサプリTOEICにおける文法コンテンツのメインとなるものです。
英文法のなかからTOEICに頻出のものに焦点を絞って、文法項目ごとに解説・問題演習をしていきます。
理想を言えば、高校生用や大学入試用の文法書を使って勉強して、すべての知識を身につければ良いはずです。
しかし、こういった文法書で最初から最後まで勉強しようとすると、途中で挫折してしまう可能性が高いことは、想像に難くないでしょう。
そういった点においても、パーフェクト講義-英文法編は、TOEICの文法学習を効率よく進めることができるようになっています。
ちなみに、収録されている文法事項は、以下のとおりです。
- 時制
- 基本時制(現在・未来・過去形)の概念
- 現在形の特殊用法
- 進行形の概念
- 完了形(現在完了・未来完了・過去完了)の概念
- 仮定法
- 仮定法の概念
- 仮定法の倒置
- 助動詞
- 各助動詞の基本
- 不定詞
- 不定詞の概念
- to不定詞を使った慣用表現①
- to不定詞を使った慣用表現②
- 動名詞
- 動名詞の概念
- 動名詞の慣用表現
- 分詞
- 分詞の概念
- 感情動詞の「意味」と「-ingと-edの識別」
- 分詞構文の解法
- 受動態
- 受動態の概念
- 様々な受動態
- 関係詞
- 関係詞の概念
- 関係代名詞と関係副詞の識別
- いろいろな関係代名詞
- 関係代名詞what
- 複合関係詞
- 比較
- 原級(as~as)を使った表現
- 比較の表現
- 比較級・最上級を使った表現
- 冠詞・名詞
- 可算名詞・不可算名詞
- 名詞
- 名詞・複合名詞
- 代名詞
- 代名詞の格変化
- the otherとanother
- it/one/that
- 単数扱い・複数扱い
- 形容詞の代名詞化
- 形容詞
- 形容詞の語尾
- 副詞・語法
- 副詞の位置
- まぎらわしい副詞の判別
- 前置詞
- 前置詞の概念・意味
- 熟語
- 注意すべき「時」の表現
- 接続詞
- いろいろな従属接続詞
- 接続詞中での「省略」
- 名詞節もつくる従属接続詞
- 文型・語法
- 命令系統の動詞とthat節
- 使役動詞
- SVOCのパターンをとる動詞
- 目的語+to不定詞をとる動詞
合計で45レッスンあり、TOEICに絞っているとは言っても、ほぼすべての文法項目を網羅していることが、お分かりになると思います。
ちなみに、TOEICの文法関係の書籍でも、ここまで網羅的かつ体系的に構成されているものは、なかなかありません。
また、TOEICの文法というと、Part5やPart6をターゲットにしているケースが、ほとんどです。
しかし、このパーフェクト講義-英文法編は、題材はPart5の問題を使ってはいますが、内容はPart5に限ったものにはなっていません。
そもそも文法をきちんと理解できなければ、英語を理解することはできないという考えから、TOEICのリスニングからリーディングまでのすべてを対象としたものとなっていることも特徴です。
これらのことからも、パーフェクト講義-英文法編が、TOEICの文法の学習をするにあたって、いかに優れたコンテンツかということが、お分かりになるでしょう。
パーフェクト講義-英文法編の各レッスンの構成と進め方
パーフェクト講義-英文法編の各レッスンは、
- チェック問題
- 解説講義(動画)
- 問題演習
から構成されています。
チェック問題
まず最初に、Part5形式のチェック問題が3問あります。
例題としての位置づけで、これを基に次の解説講義が行われるので、必ず解いてみましょう。
解説講義(動画)
続いてが、パーフェクト講義-英文法編の目玉でもある、動画による解説講義です。
今や英語教育界のカリスマ的存在とも言える関先生による講義で、非常にわかりやすいと評判です。
「神授業」などとも、呼ばれていますね。
個人的には、「丸暗記ではなく、理解を!」というスタンスに、とても好感をもっています。
チェック問題を題材として、先程もお話したように、文法問題を解くことに加えて、リスニングからリーディングに至るまで、TOEICに必要なすべての文法事項を解説してくれます。
1回の動画は、おおよそ5分程度ですし、1.5倍速にしても十分聞き取れるようになっていますから、スキマ時間でも視聴することが可能です。
問題演習
そして、最後に問題演習です。
先程の解説講義で学んだ内容を、Part5形式の問題を解くことで確認し、知識を定着させていきます。
全部で10問あるのですが、前半の5問は答えの選択肢が2つになっており、まさにおさらいといった位置づけです。
後半の5問は、選択肢が4つになり、また応用的な問題も出題されますので、問題を解くことで知識を増やしていきましょう。
ここまでの1レッスンは、おそらく10分ちょっとで終わると思いますので、スキマ時間などを使っても勉強することができますよ!
パーフェクト講義-英文法編で勉強する際の注意点
パーフェクト講義-英文法編を学習する前に…
パーフェクト講義-英文法編は、高校までに学習する基礎的な文法知識や文法用語について、一通り理解できていることを前提にして進んでいきます。
しかし、ほとんどの場合、どこかしらの文法事項についての基礎的な知識が漏れている可能性が高いです。
なので、かなりの上級者でないならば、パーフェクト講義-英文法編で勉強する前に、このあとでお話する「基礎英文法」のコンテンツで、あらかじめ基礎的な知識を理解、もしくはおさらいしておくようにしましょう。
動画講義は飛ばさずに必ず観るべき!
チェック問題で全問正解したからといって、「動画講義を観ない」というのはもったいないです。
チェック問題が正解できたといっても、その分野の文法知識をちゃんと理解しているとは限りません。
また、動画講義では、チェック問題以外に関わる知識についても、お話してくれることが多々あります。
ですので、動画講義は、飛ばさずに必ず視聴するようにしましょう。
最初に問題演習をする際には…
パーフェクト講義-英文法編で問題演習をする際には、解くまでの制限時間が表示されていて、カウントダウンもされています。
ですが、最初のうちは、この時間については気にする必要はないと思います。
ここでは、あくまでも文法知識を得ることが重要ですので、問われている文法知識を確認しながら解いていくようにしましょう。
また、同様の考えから、最初のうちは、正解・不正解についても気にする必要はありません。
むしろ、正解・不正解に関わらず、きちんと文法知識を理解しているのかを確認していきましょう。
こういった文法問題の問題演習の際によく言われるのですが、ほかの人にも、問われている文法知識が説明できるくらいまで理解することを目指しましょう。
復習の際には…
文法を学習する際には、反復することが大事です。
不明な点を完全に理解できるまで、何度も何度も復習するようにしましょう。
なお、復習の際の問題演習は、先程のお話とは逆で、時間や正解・不正解も意識しながら行うようにします。
制限時間内で解けなかったり、不正解や少しでもわからない箇所があれば、何度も反復して、しっかり理解できるようにしましょう。
テキストは必要か?
パーフェクト講義-英文法編には、テキストが別売りで販売されています。
では、このテキストを購入すべきかどうかですが、私の個人的意見としては、購入したほうが良いと思います。
その理由については、以下の記事で詳しくお話していますので、ぜひご覧いただければと思います。
ちなみに、私はテキストを購入しました。
基礎英文法を徹底解説!
基礎英文法の概要
基礎英文法は、あとになってスタディサプリTOEICに加えられたコンテンツで、パーフェクト講義-英文法編の補完的な役割のものです。
中学1年生レベルからの内容になっており、まったくの初心者でも理解できるようになっています。
とは言っても、仮定法など高校生レベルに至る文法事項まで扱っており、網羅的に学習することができます。
基本的な事項のみで、それほど深い内容までは扱っていませんが、あくまでもパーフェクト講義-英文法編への橋渡しの位置づけのものです。
そういった意味では、基礎的な文法知識の確認・おさらいとしては十分な内容ですので、パーフェクト講義-英文法編へ進むにあたって、効率的に学習することができます。
収録されているレッスンは、以下のとおりです。
- 文の成り立ち
- 名詞
- 形容詞
- 副詞
- 前置詞
- 接続詞
- 動詞①(be動詞・一般動詞)
- 動詞②(人称)
- 時制①(現在形・過去形・未来を表す表現)
- 時制②(進行形)
- 時制③(完了形)
- 助動詞
- 能動態と受動態
- 不定詞①(基礎編)
- 不定詞②(応用編)
- 動名詞
- 分詞①(現在分詞)
- 分詞②(過去分詞)
- 代名詞
- 比較
- 関係代名詞①(who/which)
- 関係代名詞②(whom/whichi/whose)
- 仮定法
- 文型
こうしてみると、本当の初歩から高校レベルまで、広い範囲を扱っているのがわかりますね。
基礎英文法の各レッスンの構成と進め方
基礎英文法の各レッスンの構成は、
- チェック問題
- 解説講義(動画)
- 問題演習
と、パーフェクト講義-英文法編とまったく同じです。
なので、学習も、パーフェクト講義-英文法編と同様のかたちで進めていくことになります。
ただし、内容について、動画の解説講義が、アニメーションによるものになっており、講師も山田治先生です。
この山田先生とアニメーションによる解説講義は非常にわかりやすく、基礎文法の理解やおさらいとして、非常に効率の良いものになっています。
簡単な内容に思えるかもしれませんが、文法知識の漏れをふせぐためにも、侮らずに一通りはやってみることをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか?
スタディサプリTOEICの文法講座のコンテンツが素晴らしいということが、お分かりになったと思います。
文法は、英語の土台の部分です。
TOEICでのスコアアップを図るならば、文法をしっかりと押さえて、そのうえでリスニングやリーディングの学習をしていきましょう。