こんにちは。
当サイト管理人のゆうまです。
「TOEICで300点台だけど、スタディサプリTOEICを使うことができるだろうか?」と不安に思っているあなたへ。
結論から言えば、スタディサプリTOEICは、300点台からでも十分に取り組むことができます。
こちらでは、
- 300点台からでも、スタディサプリTOEICに十分に取り組むことができる理由
- 300点台の場合に、スタディサプリTOEICを使う際の注意点
について、お話していきたいと思います。
TOEIC300点台でスタディサプリTOEICを使うか迷っているならば、ぜひ参考にしてください。
スタディサプリTOEICが300点台でも大丈夫な理由とは?
「基礎講座」がある
まず1つ目の理由は、スタディサプリTOEICには、TOEICが300点台の人でも十分に学習することができる「基礎講座」があるからです。
なので、学習のスタートから躓いてしまうような心配はありません。
「基礎講座」には、具体的には、
- 基礎英文法
- 基礎英単語
- 基礎リスニング
という3つのコンテンツがあります。
以下では、この3つのコンテンツについて、1つずつ説明していきます。
基礎英文法
基礎英文法は、文字通り基礎的な英文法についてのコンテンツです。
レッスンは、「文の成り立ち」と中学1年生レベルから始まっており、まったくの初心者でも理解できるようになっています。
一方で、「仮定法」など高校生レベルの文法事項も扱っており、TOEICの基礎として必要な英文法を網羅的に学習することができます。
各レッスンは、
- チェック問題
- 解説講義(動画)
- 問題演習
で構成されています。
まず最初に、Part5形式のチェック問題が3問あります。
これは例題としての位置づけのもので、これを基に次の解説講義が行われるので、必ず解いてみましょう。
動画の解説講義は、評価の高い語彙問題集である「TOEIC® L&Rテスト Part5 語彙問題だけ555 」の共著も務めていらっしゃる山田治先生によるものです。
動画はアニメーションになっていて非常にわかりやすいく、基礎文法を理解するうえで、非常に効率の良いものになっています。
そして、最後に問題演習です。
先程の解説講義で学んだ内容を、Part5形式の問題を解くことで確認し、知識を定着させていきます。
全部で10問あり、前半の5問は答えの選択肢が2つ、後半の5問は選択肢が4つになります。
「いまさらこんな簡単なことを…」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、よほどの上級者でなければ知識の漏れがあると思いますので、しっかり学習しましょう。
基礎英単語
基礎英単語には、中学・高校レベルの単語のなかでも、特に覚えておきたい基礎的な単語が
- 必修:1070語
- 暦・曜日・季節・方角・時間帯:45語
- 数字・序数:45語
- 代名詞・敬称:46語
というかたちで収録されています。
- 中学レベルの英単語から取り組みたい
- 英単語についてほとんど自信がない
という場合でも、この基礎英単語から始めれば問題ないでしょう。
学習はクイズ感覚で進んでいきますので、楽しみながら英単語を覚えることができます。
なお、この基礎英単語には、非常に初歩的な英単語も含まれています。
ですので、「復習トレーニング」機能を活用して、忘れている単語、もしくは知らない単語だけを抽出して、効率よく学習するようにしましょう。
この「復習トレーニング」は、かなりの優れものですので、大いに活用してくださいね。
基礎リスニング
基礎リスニングでは、連結・脱落・弱形といった音声変化など、英語音声の特徴を学習することができます。
ただ、「基礎」とは謳っているものの、本当の基礎の段階ではイメージできない部分があると思います。
次の段階の実際のTOEICの学習に進んで、本格的なリスニングの学習に入ってから、ここに立ち戻って再確認するのも良いでしょう。
TOEICの学習がスムーズに進められる設計になっている
続いて、2つ目の理由は、スタディサプリTOEICが、TOEICの学習がスムーズに進められる設計になっているからです。
「基礎講座」で英語の基礎をマスターしたら、次は本格的にTOEICの学習に進んでいくことになります。
その際にも、スタディサプリTOEICには、基礎を押さえさえすれば、初歩からTOEICの学習をすることができるコンテンツが揃っています。
具体的には、
- パーフェクト講義
- TOEICの頻出問題パターンごとに、解答するためのポイントを学習するコンテンツ
- パーフェクト講義-英文法編
- TOEIC頻出の文法事項を取り上げて解説するコンテンツ
- TEPPAN英単語・英熟語
- TOEIC頻出の単語を目標スコア別にまとめた単語集(1500語)・熟語集(530語)
- 実戦問題集・実戦問題集NEXT
- 実際のTOEICテストと同じ構成・問題数で作成されている問題集
といったコンテンツです。
これらのコンテンツは、基礎をきちんと学んだあとであれば、十分に理解し使いこなせるようになっています。
これも具体的にお話をすると、
- ステップを踏んで学習が進んでいく
- カリスマ講師の動画講義がある
- 解説がわかりやすい
- 学習トレーニングが充実している
などが挙げられます。
ですので、基礎から学習を始めたとしても、戸惑うことなくTOEICの学習に進むことができます。
必要なものはすべて揃っていますから、あとは勉強するだけですね。
スタディサプリTOEICを300点台から始めるときの注意点は?
TOEIC300点台のレベルを認識する
まず、現実問題として、TOEIC300点台のレベルを認識しておく必要があります。
2021年度のTOEICのIPテストにおいて、高校1年生の平均点が397点と、ほぼ400点という結果でした。
つまり、TOEICで300点台ということは、少なくとも高校1年生以下のレベルということになります。
300点台と言っても、前半と後半ではかなりの差があるとは思います。
しかし、もし仮に300点台後半だったとしても、このくらいのレベルということです。
なので、いずれにせよほぼゼロからのスタートと考えておくべきで、基礎から学習し直す必要があるということは理解しておきましょう。
ただし、まったく悲観する必要はありません。
300点台であっても、基礎をしっかりと押さえ、TOEIC対策をしてTOEIC特有の事柄に慣れていくだけでも、スコアはかなり上がってくるはずです。
「伸びしろはたくさんある!」と考えて、基礎からの学習に地道に取り組んでいきましょう。
「このくらいのことは、わかっている!」と高をくくらずに、謙虚になって基礎から着実に学習していきましょう。
TOEICのスコアアップは簡単でないことを理解する
続いて、TOEICのスコアアップは簡単でないことを理解しておく必要もあります。
先程、300点台ならば、「伸びしろはたくさんある」というお話をしました。
ですが、これは、伸びる可能性が大いにあるというだけで、決してスコアを上げることが簡単ということではありません。
ある調査によると、TOEICのスコアを100点上げるには、200時間程度の学習時間が必要とされています。
この200時間というのは、1日あたり2時間学習したとして、約3カ月かかります。
もし、1日あたりの学習時間が1時間だったら、さらに倍のおよそ半年の期間が必要ということになります。
現在は、スタディサプリTOEICをはじめとして、TOEICの教材が発達してきています。
ですから、TOEICの学習がより効率よくできるようになっていますので、多少は学習時間は少なくても済むかもしれません。
しかし、それでもTOEICのスコアアップには、一定の学習時間は必要ということ、つまりそれなりの長い道のりになることは覚悟しておくべきでしょう。
TOEICのスコアアップ自体が難しいというわけではなく、ほかの事柄を犠牲にしたりして時間を生み出したり、ある程度の期間は学習を続けなければならないなど、これまではしてこなかったような努力も必要になってくるということです。
現実的な目標スコアや学習時間を設定する
次に、現実的な目標スコアや学習時間を設定するということです。
もちろん、将来的に700点や800点を目指すということは、大いに結構なことです。
しかし、現在の300点台の段階でこのような大きな目標を掲げてしまうと、途中で挫折してしまいかねません。
また、1日あたりの学習時間の見積もりも、現実的に考えるべきです。
もちろん、1日あたりの学習時間が多いに越したことはありません。
ですが、到底無理な学習時間を計画しても、机上の空論になってしまい、これもまた挫折してしまう原因となります。
先程、100点のスコアアップに、約200時間かかるというお話をしました。
これを1つの目安として、短期的には、現実的に達成可能なスコアや学習時間を目標に設定するのが良いでしょう。
具体的には、1日あたり2時間の学習時間を取って、半年で500~600点くらいを目指す、というあたりが妥当なところではないでしょうか。
必ず毎日学習する
もしかしたら一番重要なのかもしれないのが、必ず毎日学習するということです。
TOEICの勉強は、学習する内容が難しいというよりは、毎日続けることが難しいものです。
「今日1日くらい休んでも大丈夫だろう」ということで休んでしまうと、1日が2日となり、2日が3日となり…、というふうにして、学習から遠ざかってしまうことは、よく聞きます。
また、よく英語の勉強は筋トレに似ているとも言われるのですが、「1日休むと戻すのに3日かかる」という話もあります。
日々忙しく過ごしていらっしゃると思いますので、どうしても時間が作れないときもあるかもしれません。
それでも、例えば単語の学習だけでもやるなど、少しだけだとしてもやむを得ないですが、必ず毎日英語に触れるようにしましょう。
その点で言えば、スタディサプリTOEICは少しのスキマ時間であっても学習できるようになっていますので、ぜひ活用してください。
スタディサプリTOEICという素晴らしいツールがあるのですから、あとはやるだけです。
そもそも毎日学習できるようにするには、日々の学習をいかにして習慣化するか、ということが大事になってきます。
習慣化のための1つの方法としておすすめするのが、毎日の行動とTOEICの学習を連動させてしまうことです。
例えば、
- 朝の通勤時は、単語学習
- 昼休みは、文法学習
- 帰りの通勤時は、シャドーイング
- 夕食を摂ったあとは、問題演習
などというように、行動とTOEICの学習を結びつけてしまいます。
そうすると、そのうちにそれがルーティンになって、その行動をしたときにTOEICの学習をしていないと、なんだか不自然な気分になってきます。
これを3週間続けていると、いつの間にか習慣になっているはずですよ。
やはり「継続は力なり」です。
継続していれば、いつか必ず実を結びますので、それを信じて毎日頑張りましょう。
焦らず着実に学習する
最後に、焦らず着実に学習するということをお話したいと思います。
残念ながら、一朝一夕には英語力やTOEICのスコアは伸びません。
また、なかなか目に見えるような成果が表れず、成長している実感を感じにくいです。
しかし、そこで決して焦らないことが大切です。
- 基礎をおろそかにしたまま、TOEICの学習を始めてしまう
- 問題を解くことしかせずに、ディクテーションやシャドーイングなどのトレーニングを飛ばしてしまう
といったことがないようにしましょう。
着実に学習をしていれば、少しずつかもしれませんが、必ず身についてきているはずです。
焦ることなく、1つずつ丁寧にこなしていきましょう。
「急がば回れ」です。
基礎から着実に学習を重ねていったほうが、最終的には大きな成果を上げることができますよ。
まとめ
いかがでしたか?
スタディサプリTOEICは、300点台からでも大丈夫なことがお分かりいただけたかと思います。
もちろん、決して簡単なことではないですが、スタディサプリTOEICに丁寧に取り組んでいけば、TOEICのスコアを大きくアップさせることは十分に可能です。
もしあなたが、本気でTOEICの学習に取り組む気持ちがあるのならば、スタディサプリTOEICは、必ずや強い味方となってくれるはずです。
ぜひ一度、7日間の無料お試しを利用して、スタディサプリTOEICの良さを体感してみることをおすすめします。